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挨拶状の書き方(高田馬場3丁目店)

新たなビジネス展開をお知らせする時。 旧知の方に自身の立場が変わったことを通知する時。 「お知らせ」や日ごろの「感謝」を伝えたい時。 頂戴したものに対して「お礼」を伝えたい時。 挨拶状には多くの目的がありますが、どんなケースでも、先方への敬意を表しつつ、こちらの強い意思を丁寧な言葉使いで伝え届けるのが、挨拶状の基本です。    日ごろからお付き合いのある方へ連絡を取る場合には、メールや電話で済ませることが当たり前の時代になりましたが、事務的に済ませていいものと、そうせずに、きちんとした挨拶状をしたためたほうが、こちらの気持ちが直接伝わってよい場合があります。 ビジネスでは 人事異動や転勤だけでなく、お見舞いやお礼、年末年始、社名変更、独立起業、新会社設立など、 個人では 冠婚葬祭や転居のお知らせ・年賀状など 挨拶状のマナーや書き方は「伝えたい内容」を「丁寧に、敬意を払って、簡潔かつ正確に」仕上げること。書き連ねた文章を、そのまま読み上げてもおかしくないようにまとめられれば最高と考えておきましょう。 でも、いざ書くとなると緊張してしまいがちです。そのため、文章を考え過ぎてしまい、感謝の言葉や季節の挨拶など、「挨拶状の1行目」から悩んでしまうこともしばしばです。 文書としては簡単なものですが、書き方のマナーが問われる大切な文書です。 ☆挨拶状,書き方・常識・きまり事☆ 【句読点 は入れない?】 句読点を入れないのは、たとえば慶事などで挨拶状を書く場合、区切りをつけるということは良くないとされ、縁起を担ぐ意味もあるそうです。 また、句読点は明治時代に入るまで使われておらず、最初は学校で子どもが読みやすいようにと使われ始めたものだそうです。 大人に対する文章に句読点をつけることは、相手を子ども扱いし失礼にあたるということで使われていなかったようです。 また、段落を付けることも良くないとされていますので、書き方として把握しておく必要があります。 【前略・冠省が使えない?】 「前略」は前文を省略する場合に使います。 前文は、時候の挨拶や互いの安否の挨拶、日ごろの交誼のお礼などで儀礼を重んじる手紙では重要な要素であり省略することはできません。したがってお礼状・挨拶状では「前略」・「冠省」は使えません。 【忌み言葉って???】 人生の大事な場面で起きてほしくないことを避ける為に、縁起をかついで使うのを避けるのが忌み言葉です。 言葉の意味や音が不吉なイメージをもつ言葉や、繰り返しおこることを連想させる重ね言葉が忌み言葉としてさけられます。

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年賀状の歴史と意味(高田馬場店)

年賀状はお世話になった方や大切な方、親族への「年始回り」の代わりです。 古くから、1年に1度、相手の健康を祝い、そして無事息災を願う習慣がありました。 この習慣は、当時、家族や共同体で、お互いに顔を合わせて行われていたでしょう。 ですが、社会が複雑化して、その日に直接会えない親戚や知り合いの数が増えていったので、現代では色々なとらえ方があります ☆1年の感謝を伝える お世話になった方に、1年の感謝の気持ちを伝えるのに年賀状を出す人は多いはず。 受け取る側も、自分への感謝の言葉が添えられていたら嬉しいですよね。 口には出しにくい言葉も、手紙なら抵抗なく伝えることができます。 ☆普段会わない人と連絡が取れる もともと、遠方で会えない方への新年の挨拶の手段として用いられた年賀状。 年を重ねると、近くにいても旧友や恩師に会う機会が減ってきたりします。 しかし、1年に1回のやり取りがあれば、会えなくても繋がっている感じがしますよね ☆お互いの近況報告 友人だけでなく、親族や仕事関係の人に出すことで、お互いの信頼関係を高めることに繋がります。 出したほうが良い印象を与えるのではないでしょうか。 ところで、 Q.年賀状は、いつごろ誕生したの?  A.年賀状の歴史はとても古く 「日本の年賀状の歴史は、明治に入って新式郵便制度の実施後、郵便葉書の普及に伴って一般化したとの見方が有力です。(略)しかしながら、大化2(646)年にはすでに宮廷で年賀の儀式が始まっています。平安時代に藤原明衡が著わした『雲州消息』には、年賀の手紙の例文がいくつも取り上げられています」(郵政博物館『年賀状の歴史と話題』より) 年賀状を出すことが世間に広がったのは、郵便制度の開始がきっかけですが、日本で年賀状が誕生したルーツは、平安時代にまで遡ります。 「群雄割拠の戦国時代に武将が記した年頭の挨拶文も残っています。戦国時代こそ儀礼を重んじ、意思の疎通を大切にする必要があったのかもしれません。また、太平を謳歌した江戸時代には公私の飛脚制度が発達し、年賀の詞を記した書状も多く現存しています」 (郵政博物館『年賀状の歴史と話題』より) 大正時代のはじめから、昭和時代にかけて、年賀状はますます普及します。 この時期は産業がものすごく発展しました。 このために地方から工場などで働くために上京して、都市に住んだ人が多かったのです その人達が直接会うことができない親戚や知り合いに年賀状を送るようになりました。 このことで年賀状がより普及したのです。 Q.現在のようなはがきスタイルになったのは? A.1873年(明治6年)に登場した官製はがきがきっかけです。 明治20年前後には、年賀状を出すことが年始の恒例行事となります。 多くの人が「1月1日」の消印を押してもらうために、年末頃に年賀状を投函し、郵便局の仕事量は普段の何十倍にも跳ね上がったそうです。 その対策として、「年賀郵便」の特別取扱が始まりました。 これは現在のように年末のうちに年賀状を受け付け、元日に配達されるという制度です その後1949年に、いち民間人であった林正治氏からのアイディアで、お年玉つき年賀はがきも登場しました。 これは世界に類を見ない日本独自のものです。 当初、お年玉はミシンやグローブなどでした。 やがて電気洗濯機、テレビ、電子レンジなどの電化製品がお年玉になります。 “ 毎年恒例となっている年賀状ですが、こうした背景を踏まえ、今一度、年賀状の持つ意味を考えたいものである。 ちなみに年賀状のポストへの投函期限は、12月25日までに投函すれば離島などを除き、元旦に配達されます。 もともと新年の「挨拶回り」の代わりに出すようになった年賀状。 今年お世話になった方だけではなく、普段会わない方や仕事関係の方へ「挨拶回り」に行けない方がいれば、この際に年賀状を送ってみてはいかがでしょうか。

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喪中はがきの書き方(高田馬場店)

喪中はがきの書き方も様々です。 【喪中はがきを出すのはなぜ?】 賀状欠礼の挨拶になります。 一般的には、身内(本人からみた2親等)に不幸があり、新年のご挨拶が出来ない旨をお知らせし、今年1年お世話になったことへの感謝の気持ちと、来年度も変わらずお付き合いを頂きたいという内容でになります。 【内容が詳しく書かれている場合と、喪中のためとしか書かれていない場合があるのはなぜ?】 それは、家族で相談して決めれば良いことで、特に決まりはありません。 例えば <例文 父が亡くなった場合> 喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます。 父 〇〇が11月に80歳にて永眠致しました。 ここに本年中賜りましたご厚情を感謝致しますと共に、明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます もしくは この文章の「父 〇〇が11月に80歳にて永眠致しました」という部分を省いて出すこともできるわけです。 詳細を書くことによって、受け取った相手が心配したり、お花やお線香などを送ってくるなどの気遣いをされる事も。 また、それが書いていない場合は、どなたが亡くなったのか?反対に心配されることも…..。 ハガキを出す相手・亡くなられた方との関係にもよると思いますので、省いた場合はお知らせした方が良いと思われる方には、一筆付け加えることをお勧めします。 【喪中はがきの出す時期は?】 最近は年賀状印刷の早割もあり、早くから準備されるご家庭も多くなってきています。 11月下旬までに届くのが好ましいでしょう。 ご不幸が11月下旬・12月の場合は、松の内(1月7日)が明けてから寒中見舞いを出し、その際に、「喪中につき新年のご挨拶を遠慮させていただき…」等喪中はがき同様に書きます。 ※※年賀状が来ないと、とても寂しい思いをします。 毎年、お友達から来る年賀状をとても楽しみにしているのです。 来年は相手のご家族が喪中になり、それが何年か続き年賀状が途絶えることもあります。 このような場合には、喪中はがきの中に次の文章を加えてみてはいかがでしょうか。 「新年のご挨拶は出来ませんが、皆様からの年賀状で、近況報告などお知らせ頂けると大変嬉しく思います」 年賀状をもらうことに抵抗がなければ、これも良いと思います。 家族で相談してみてください。

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暑中見舞い(高田馬場店)

“メール”で簡単に用件を済ませられる!! 便利な世の中になりました。 その一方で、日常化している連絡方法ゆえに 画一的な文字のやり取りになりがちです。     そこで、日頃の感謝の意味を込めて、暑中見舞いの葉書を一枚、書いてみませんか? 書く上で、ルールやマナーに難しいことはありません。 自由に楽しく書ければそれが正解です。 それプラス、より素敵な暑中見舞いを書く為に3つのポイントを押さえておきましょう。     <1>夏らしい葉書で 暑中見舞いのシーズンになると、涼しげな夏らしいデザインの葉書が出回ります。 見ているだけでも楽しいユニークな物も多いので、サプライズの意味も込めて 選んでみるといいでしょう。 <2>時期を外さない 暑中見舞いを出す時期は、梅雨明けから立秋(8月7日頃)までとされています。 立秋が過ぎると〝残暑見舞い″となります   <3>軽やかに、文字は少なめ 暑苦しい夏を演出しない様に、短い文面に自分自身の近況報告もいいのですが、そこに終始しないで相手が喜ぶ顔を想像し、どういった言葉を添えればいいのか考えてみましょう。 相手も返信したくなる様な、気遣いのある内容だとなお良いでしょう。   最後のまとめとして、暑中見舞いは 特別なルールやマナーはありません。 ですので、気楽に自由に楽しみながら書けばいいのです。 何を書けばいいのか分からない方は、個性的で面白い 暑中見舞い葉書を見つけるといいでしょう。 受け取る相手を楽しませるという目的を 忘れなければOKです。”

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暑中見舞いを出す時期は(高田馬場店)

夏になると”暑中見舞い”や”残暑見舞い”を出すという方も少なくないでしょう。 これらの挨拶状は出すのにふさわしい時期があるのをご存知ですか? 『暑中見舞い』は、一般的に梅雨が明けてから立秋前まで。立秋はその年にもよりますが、大体8月7日前後になります。立秋後は、『残暑見舞い』として出すのが一般的です。 注意することは、梅雨明けからといっても地域によって梅雨が明ける時期というのはバラバラなので、自分の地域は梅雨明けしていても相手側はまだであるということがよくあります。そのため、暑中見舞いを出す相手側の梅雨明け情報などもしっかりと確認してから出すのがおすすめです。 ~暑中見舞いと残暑見舞いでは少し書き方が違います~最初に書く挨拶文はもちろん違いますが、文末も暑中見舞いであれば盛夏、残暑見舞いであれば晩夏あるいは立秋、葉月などと書くのが良いです。盛夏の部分は代わりに何年何月というふうに書いても問題ありません。 ~縦書き?横書き?~ どちらが良いのだろうと迷う方もいますが、基本的にはどちらでもかまいません。しかしフォーマルな書き方をするのであれば縦書きが良いとされています。少し改まった相手や目上の方に対しては縦書きがふさわしいですが、親しい友人などであれば横書きに書いても大丈夫です。 年賀はがきがあるように、暑中見舞い用にも「かもめーる」という官製はがきが存在しています。このかもめーるには通常の官製はがきとは違って、切手部分が夏の仕様となっています。また年賀はがき同様くじもついていますので戴いたほうにとっても楽しみがあるのです。 当店でも暑中見舞いの印刷を承っております!テンプレートも多数ありますので、印刷の際はお気軽にご相談ください。

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