はんこのサイズとそれぞれの用途(高田馬場3丁目店)

一般的にはんこといえば認め印、銀行印、実印の3種類がありますが、それぞれのはんこはサイズも用途も違います。

認め印は社会人が会社で書類に押印したり、家庭で宅急便の受け取りなどで使用されていて、そのサイズは小さく直径10.5mmから12mmのものを使用します。

どの家庭にも一つは置いてある朱肉無しで使用できるネームスタンプ(シャチハタ等)は、このサイズのものです。

 

銀行印は銀行口座を開く際に銀行に登録するもので、銀行で通帳を使って預金を引き出したり、各種手続きをする際に使用されます。
ただ、個人で使用する場合はケースに入れたまま使用する機会が少ない事が特徴です。
サイズは、認め印のそれより少し大きい直径12mmから15mmのものを使用します。

 

 

 

実印は、印鑑の中でも特に重要性が高く、不動産の取引や登記、相続時の遺産分割、ローンなど金額の大きい契約書などで使用されます。
実印を使用する場合の多くは、その印鑑が本人のもので間違いないと役所が証明する印鑑証明書を添付することで、その効力が確かなものになります。

そうした重要性から認め印や銀行印とは違い、実印にはフルネームを彫刻する場合が多いので、それらよりさらに大きいサイズの直径13.5mmから18mmのものを使用します。
このサイズでは、名字が2文字、名前が3~4文字を彫刻する事ができるので、ほとんどの人はこのサイズを選びます。

 

※この他にも、会社が社外に対して発行する書類などに押される角印は21mm~27mmの正方形の印鑑ですし、書類仕事が多い人などは、訂正印用の6mmという特に小さいサイズの印鑑を持っています。

また、女性の印鑑は男性のそれよりも、役職により上司より一回り小さいものを作成する事が一般的です。