ビジネスで知っておくべき印鑑のことについて(高田馬場3丁目店)

“社会人になるとプライベートでもビジネスでも印鑑を押す機会が多くなります。
日本人にとって印鑑というのは外国人にとってのサインと同じくらい重要なものです。

契約や認めたことを証明するなどビジネスでは判を押す機会がよくあります。

住所などが書かれているゴム印にしても社印にしても、手軽に押せて便利という以上に会社にとって重要だ文書ということでもあります。
一度押してしまうと取り返しのつかないこともあるので、ビジネスでのマナーとして印鑑の種類や押し方を知っておくとよいのではないでしょうか。

【個人印章】

◎実印
印鑑の中でもとくに重要な印章。
実印というのは一人一個しか持つことができず、市町村に登録しておきます。
そして契約など必要な時の応じて印鑑証明を発行してもらうことが可能になります。
印鑑証明は本人と代理人にしか発行することができないので、本人確認などにも利用されるものです。

 

 

 

 

◎認め印
厳密には実印以外のものを指すのですが、通常は自分の名字のものを使い、ビジネスでもプライベートでも利用することが多いものです。

 

 

 

 

【法人印章】
◎実印
法務局へ登録し、印鑑登録証明書が発行された印鑑を実印といいます。または、代表印とも呼ばれます。通常は直径18mmの丸印が用いられることが多いようです。

印鑑登録を行っているため、法人にとって、最も重要な印鑑となります。そのため、特に重要な契約書を結ぶときなどに用いることになります。
なので、この印が押してある書類は会社にとっても重要なものだといえるでしょう。

◎認印
印鑑登録を行っていない印鑑を認印といいます。

印鑑登録証明書を必要としない書類の作成、伝票関係の書類などに用います。

◎銀行印
銀行での法人口座開設、手形、小切手の振り出しなどのために使う印鑑を銀行印といいます。銀行印は、経理担当者が持つことが多いため、リスク管理という点から代表印と区別することが一般的です。多くの場合で代表印よりも小さめのサイズとなっています。

前述のとおり、銀行での口座開設や手形、小切手の振り出しなどの際に使われます。

◎角印
見積書や請求書、領収書のような日常業務の中で、対外的に発行する書類を発行元が自社のものであると示すために用いる印鑑を社印といいます。通常は角印を用います。

なお、社印は認印の一種であるため、印鑑登録証明書を付すことが必要とされる重要な文書には不十分であり、この場合には代表印が必要となります。

こちらも前述のとおり、見積書・請求書などの作成の際に使用されます。ビジネスで契約書など書類を作成するときに使われるのが四角い形の社印です。
会社名の入っているものでこの社印と代表者印が押されているものは会社が正式な書類として認めていることを証明する重要なものになります。

 

ビジネスでは印鑑は正式な書類である証明として使われることが多いものです。

印鑑を作成する必要がある経営者の方は、ぜひ、参考にしてみてください。。