印鑑の重要性(高田馬場3丁目店)

日本において印鑑というものは、自身の分身となるようなもので、非常に重要性の高いものとなっています。

 

書類に目を通したなどの確認を意味する認印にあまり重要性を見出すことがなく、近年ではこれが主流となることから軽く考えられがちです。

 

 

しかしながら、実印や銀行印などは登録をすることで効力を発揮します。

※重要な契約をする際に必須となっていて、印鑑証明書と一緒に実印を押印

 

 

 

 

 

 

 

※銀行口座引き落とし依頼には、必ず銀行口座登録印を押印。

 

 

 

押されたものは本人の意思で押されたものと考えられ、後で取り消そうと思っても容易に取り下げることはできなくなります。

アメリカやヨーロッパ諸国では本人の筆跡を重視してサインが証明となりますが、日本は中国から伝わった印鑑という文化がそのまま継承されていることから、日本を中心にアジア圏では印鑑登録制度が採用されています。

印の登録には複製が簡単なゴム印やスタンプではできず、印鑑店で作成されたものは基本的に同じ印鑑は作成できないようになっています。
紛失したから同じ素材、同じ手法で作ろうとしてもそれはできず、必ず再登録が必要になるので、やや面倒なものですが防犯性に関しては確かなものとなります。
印鑑さえあれば本人を偽って重要な契約書に押印することも可能で、場合によっては土地や金銭など大切な財産を失うこともあります。
あるいは契約書を軽く見て、しっかりと目を通さず軽い気持ちで押印したものが、重要な契約になっていたとしたら大変なことにもなりかねません。
実印を押す場合は、その書類の内容にしっかりと目を通し、内容を確認してから良く納得した上で押印することが必要です。
また、実印や銀行印は紛失や盗難があると偽造や悪用といった問題が起こることがあるため、しっかりと保管しておくことが重要となります。

最近では100円均一で販売される印鑑を使用して銀行印としたり、同時に認印として使用する人もいますが、印影を沢山の人の目に触れさせることになり、容易く偽造ができるようにしてしまっているので注意しましょう。