会社印鑑の代表者印・角印・銀行印・ゴム印について(高田馬場3丁目店)

会社印鑑には、会社の実印、角印、銀行印と言った3つの印鑑が在ります。

角印や会社の実印と言うのは、契約書などに押すための印鑑で在り、会社にとって重要な印鑑になります。

【会社の実印】
代表者印(役職印)と呼ばれ、、会社設立の際、法務局に登記して使用する、法人代表者の権利・義務を立証するはんこです。

代表者印(法人実印・役職印)

回り(回文)に会社名(略す事無く、登記と同じにします)。
中文(中文字)は個人名ではなく代表役職名にするのが一般的です。
団体により以下のように異なります。

株式会社・有限会社・相互会社      ⇒   代表取締役印
合名会社・合資会社・LLC(合同会社)・LLP ⇒    代表者印
LLC(合同会社)             ⇒ 代表社員之印
特定非営利活動法人・社団法人・財団法人
学校法人・医療法人・社会福祉法人     ⇒    理事長印
協同組合・労働組合

起業される時に必ず必要となるはんこです。

代表者印は代表取締役となる人の実印であり、個人で利用する実印と同格なものであり、印鑑登録を行う事で効力を持つ印鑑になるのが特徴です。
印鑑証明書と伴に効力をもたらせてくれる印鑑としての利用が出来るようになります。

銀行印、角印【銀行印】
取引銀行の口座開設等で利用する印鑑であり、会社設立を行う段階では必要が無い印鑑です。

定款などには代表者印や会社の実印と言った会社印鑑が在れば良いわけですし、設立登記を行う際に実印の印鑑登録を行う事になるため、銀行印はこの段階では不要になります。
銀行開設の際、実印を銀行印として登録される方もいます。
代表者と経理担当が同一ならば、支障はありませんが、経理担当者が異なる場合は、銀行印を作成する事をお勧めします。

実印同様、回り(回文)に会社名(略す事無く、登記と同じにします)。
中文(中文字)は「銀行の印」とするのが一般的です。
また、サイズも役職印よりひとまわり小さくするのが一般的です。

【角印】
契約書、請求書、領収書などに使用する印鑑です。会社設立時には不要な印鑑ではありますが、これらの印鑑は会社運営に置いて重要なもののです。

 

会社設立の印鑑セットとして、実印、銀行印、角印を併せて作る起業家も少なく在りません。
同時に製作をしておくことで、印鑑それぞれの品質を一定にすることが出来ると言うメリットが在ります。

どのような印鑑が良いのかは利用される人の好みなどになりますが、会社印鑑は様々な場面で会社経営の中で活用する形になるため、耐久性が高く品質が良いものを選んでおくことが大切であり、壊れてしまうようなものではなくしっかりとした作りの印鑑を選ぶ事で会社経営の中で使い勝手が良いものになってくれます。


尚、見積書などには会社の社名や住所などが記載されたゴム印も在りますが、これも会社印鑑として利用頻度が最も高くなる印鑑の一つであり、耐久性が高いものを選ぶ事が大切です。